楽天モバイルのMNPワンストップを利用した乗り換え方法と注意点を解説

こんな疑問にお答えします。

今の電話番号のまま、楽天モバイルに乗り換えたいと思っている方は「MNPワンストップ」を利用することで、とても簡単に乗り換えることができます。

これまで面倒に感じていた乗り換えのハードルがグッと下がるのでおすすめですよ〜。

それではいってみましょう。

楽天モバイルのMNPワンストップとは

　

MNPワンストップは、従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要になるキャリアの乗り換え方法です。

この制度を利用すれば、これまで面倒だった、転出元でのMNP予約番号の発行が不要となり、楽天モバイル側での手続きのみで乗り換えが完了します。

これによって、より簡単に、楽天モバイルに乗り換えることが可能になりました。

MNPワンストップが導入された背景

従来の方法では、ユーザーは現在の携帯キャリアからMNP予約番号を取得し、新しいキャリアにその番号を伝える必要がありました。

これがキャリア間の乗り換えを希望するユーザーにとって心理的なハードルの一つとなっていたわけです。

特に、MNP予約番号を取得する際には、現在のキャリアに乗り換えの意向を伝える必要があり、一部のキャリアでは引き止め行為が常態化していました。

また、MNP予約番号には有効期限（15日）があり、期限内に手続きを完了しなければならないという制約もあります。

これらの課題を解決するために、MNPワンストップ方式が導入されたということです。

この方式では、ユーザーは新しい携帯キャリア（転入先）のウェブサイトから直接申し込むだけで手続きが完了し、転出元のキャリアでMNP予約番号を取得する必要がなくなります。

これにより、手続きが簡略化され、乗り換えのハードルが下がることが期待されています。

MNPワンストップ方式は、2023年5月24日から一部の携帯キャリアで利用可能となり、ドコモ、au、ソフトバンクなどの主要キャリアやそのサブブランドが対応しています。

楽天モバイルのMNPワンストップのメリット

MNPワンストップのメリットは以下の通りです。

手続きが簡単になりました

従来のMNP方式では、転出元と転入先の両方で手続きを行う必要がありましたが、MNPワンストップ方式では一度の手続きで簡単にキャリアの変更が可能になりました。

MNP予約番号の取得が不要です

MNPワンストップ方式では、MNP予約番号を取得する必要がないため、その有効期限を気にする必要もありません。

この手順が省略されることで、乗り換えのスケジュールが立てやすくなります。

オンラインで手続きが完結します

MNPワンストップ方式では、すべての手続きがオンラインで完結します。

これにより、店舗に行く必要がなく、手続きがより便利になります。

　

これらのメリットにより、MNPワンストップ方式はキャリアの乗り換えをより簡単にし、特に忙しい方にとって便利な選択肢となっています。

楽天モバイルのMNPワンストップのデメリット

MNPワンストップのデメリットは以下の通りです。

対応する通信会社が限られています

MNPワンストップ方式は、すべての携帯電話会社が対応しているわけではありません。

とはいえ、多くの人が使っている大手キャリアや格安キャリアにも多く対応しているのであまり問題はないと思います。

オンライン手続きのみです

MNPワンストップはオンラインのみでの対応となっているので、店舗での手続きはできません。

店舗での手続きを希望する場合は、従来通りに転出元の携帯電話会社でMNP予約番号の発行が必要になります。

法人契約には非対応です

法人契約の場合、MNPワンストップ方式は利用できません。

個人契約のみが対象となっています。

　

これらの点を考慮し、MNPワンストップを利用する際には、対応キャリアや手続き方法を確認することが重要です。

　

MNPワンストップ対応キャリア一覧

MNPワンストップに対応している携帯電話会社は以下の通りです。

これらのキャリアは、MNPワンストップ方式を採用しており、転出元でのMNP予約番号の取得が不要です。

MNPワンストップ利用時に必要な準備

楽天モバイルでMNPワンストップを利用する際に必要な準備について、詳しくご説明します。

①｢楽天回線対応製品｣か確認

今お使いのスマホをそのまま使う場合は、楽天回線に対応したスマホかどうか確認しましょう。

また、他のキャリアで購入したスマホの場合、SIMロックが掛かっている場合があるので、SIMロック解除を行いましょう。

楽天回線で接続性検証の確認がとれている、楽天モバイルのSIMがご利用いただける製品一覧は公式サイトで確認してください。

②本人確認書類

楽天モバイルへの申し込みには、本人確認書類が必要です。

運転免許証、パスポートなど、有効な身分証明書を用意しておきましょう。

③楽天会員ユーザーID/パスワード

本人確認書類の情報と、楽天会員情報が一致している必要があります。

もし、まだ楽天会員ではない場合は、楽天モバイル申し込み時に

④クレジットカード／銀行口座情報

支払いに利用する情報を準備しておきましょう。

⑤転入元のログイン情報（ID、パスワード等）

楽天モバイル側での手続きのみで乗り換えが完了すると言われるMNPワンストップですが、実際に乗り換え手続き時は、転入元のログイン情報が求められます。（ドコモだったらdアカウントのID・パスワード）

スマホによってはフェイスIDや指紋認証でログインできますが、念のため、転入元のIDやパスワードは事前に確認して用意しておきましょう。

楽天モバイルへワンストップ乗り換えのやり方（申請受付）

手続き（申請受付）は以下の流れです。

手続きが完了すると、楽天モバイルのサービスが開通します。

楽天モバイルへのワンストップ乗り換えの時間はどれくらいかかる？

転入元のキャリアから楽天モバイルへの移行時はスマホが圏外になったりしますが、１０分〜３０分程度待っていると移行が完了するようです。

MNP転入の手続きができない場合

万が一、手続きが進まない場合は、公式サイトの対処方法をご確認いただければ大抵の問題は解決できると思います。

MNPワンストップを利用する際の注意点

契約には契約者本人の名義と一致している必要があります

乗り換えに際しては、契約者名義が同一である必要があるため、名義が異なる場合は事前に名義変更を行う必要があります。

受付時間によりMNP完了時間が異なります

楽天モバイルでは、オンラインでのワンストップサービスを使ったMNP転入ができますが、MNPの転入の手続きは24時間対応ではありません。

申し込みをした時間によっては、MNPの転入完了が翌日以降になる場合があります。

楽天モバイルの場合は以下のとおりです。

受付時間	MNP完了時間
9:00～21:00	当日中
21:01～翌8:59	翌9:00以降

商品の受け取り直後や21:00直前に申し込むと、当日の開通手続きに間に合わず翌日開通となる場合があります。

キャリアメールの移行には月額費用がかかります

ワンストップ乗り換えに限らず、一般的にMNPでキャリアを乗り換えた場合、引き継がれるのは携帯電話番号のみで、キャリアメールは引き継がれません。

楽天モバイルでは2021年12月から、月額330円（税込み）で、4大携帯電話会社が提供しているキャリアメールの持ち運びサービスをおこなっています。

これを活用すれば、キャリアメールを転入先でも利用することができます。

ただし、解約後一定期間が過ぎると契約できないなどの条件があるため、注意が必要です。

今日の戯れ：今の時代、乗り換えも簡単になりました。

MNP予約番号が入らない「MNPワンストップ」を使えば好きなタイミングで楽天モバイルに乗り換えることが出来ます。

お使いのスマホが楽天回線に対応していることや、転入元のIDやパスワードを事前に確認する必要がありますが、乗り換えのハードルが一気に下がったのではないでしょうか？

プラチナバンドも開始され、そろそろ楽天モバイルが気になっている人も少なくないはずです。

サクッと乗り換えを検討してみませんか？

今回は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。