楽天モバイルって通話料無料なんでしょ?
無料にならなかったってきいたけどなんで?
こんな疑問にお答えします。
- 楽天モバイルの通話料が無料じゃない。と言われる理由
- 通話料金が発生するケース
- 楽天モバイルの通話料金が請求された場合の確認方法
「楽天モバイルの通話は無料のはずなのに、請求が来た!」
そんなことを聞くこともあります。
実は、楽天モバイルの通話料金には、知らないと損をする落とし穴がいくつか存在します。
この記事では、通話料金が発生する原因や、無料通話を実現するための設定方法などを詳しく解説します。
これから楽天モバイルを使ってみたいと思っている方、楽天モバイルをもっとお得に利用したい方。は最後までご覧ください。
楽天モバイルの通話料が無料じゃない。と言われる理由
楽天モバイルの通話料が無料じゃない。と言われる理由は、
すべての通話が無料になるわけではないからです。
楽天モバイルは、Rakuten Link(楽天リンク)という専用アプリを利用した国内通話が無料です。
基本的には、スマートフォンの標準電話アプリなど、Rakuten Link以外のアプリを利用すると通話料金が発生します。
また、全てRakuten Linkを使って電話をしようと思っても、無料通話の対象にならない相手がいるので、そういった場合も別途通話料がかかります。
- 無料通話:Rakuten Linkを利用した国内の多くの電話番号への通話
- 有料通話:Rakuten Link以外のアプリ利用、無料通話対象外の電話番号への通話、海外通話等
このように、楽天モバイルの通話料金は、Rakuten Linkの使い方やかけた相手によって大きく変わるため、「無料」という一言で片付けることはできません。
そもそも、Rakuten Link(楽天リンク)はなぜ無料なのか
Rakuten Link(楽天リンク)では通常の電話回線を使わず、楽天モバイルのデータ通信を経由して音声データを送受信しているため、キャリアの通話料がかかりません。
その代わり、通話品質は少し落ちる場合があります。
通話の品質も、LINE通話程度の音質なので、気にならない方は気にならないかもしれませんが、ビジネスでの利用を検討している方は注意が必要です。
一方、通常の電話アプリは、キャリアの提供するもので、通話料金が発生します。
楽天モバイルの通話料金体系
楽天モバイルでは、通常の電話アプリは30秒あたり22円(税込)の料金が発生します。
Rakuten Linkを利用すれば、国内の多くの電話番号へ無料で通話できますが、一部の例外や海外通話については料金が発生します。
つまり、楽天モバイルの通話料金はRakuten Linkを利用するかどうかに大きく左右されるということです。
よりお得に利用したい場合は、Rakuten Linkを積極的に活用することがおすすめです。
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通話料金が発生するケース
楽天モバイルで通話料金がかかるケースは以下の場合があります。
- Rakuten Linkを使用していない場合
- 無料通話対象外の電話番号へかけた場合
- 検索結果等から電話番号をタップしてかけた場合
- 海外へかけた場合
- 着信転送を利用した場合
- iPhoneでSMSを使う場合
Rakuten Linkを使用していない場合
Rakuten Linkを使用しないでスマートフォンの標準電話アプリなど、他のアプリで通話すると、通話料金が発生します。
標準電話アプリ: iPhoneの電話アプリ、Androidの電話アプリなど、無料通話を利用したい場合は、必ずRakuten Linkを使用するようにしましょう。
無料通話対象外の電話番号へかけた場合
楽天モバイルでは、一部の固定電話や特別な番号など、無料通話対象外の電話番号にかけた場合、通話料金が発生します。
(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)へ発信する場合、自動でOS標準の電話アプリに切り替わり、有料となります。
188や186で始まるナビダイヤル、メッセージも課金されます。
通話前に、相手先の電話番号が無料通話対象かどうかを確認することをおすすめします。
検索結果等から電話番号をタップしてかけた場合
スマホで調べた飲食店や病院などの電話番号ををタップして電話をかけた場合、「楽天リンク」ではなく通常の電話アプリに切り替わって電話をかけてしまいます。
Web上で電話番号を調べたら番号をコピーして、Rakuten Linkに貼り付けて電話をかけると無料通話が使えます。
正直、このやり方は面倒なので、対策が無いかと調べたらandroidユーザーには対策があるようです。
記事の後半で紹介しています。
海外へかけた場合
海外への通話は、無料通話の対象外で、別途料金が発生します。
国や地域: 国や地域によって料金が異なります。
海外へ頻繁に電話をかける場合は、国際ローミングサービスなどを検討する必要があります。
着信転送を利用した場合
かかってきた電話を、あらかじめ登録済みの別の電話へ転送する機能で、無料で使えるオプション機能です。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/call-forwarding
Rakuten Linkで着信転送した場合、通話料金は無料ですが、
下記のような場合は、「Rakuten Link」ではなく「OS標準の電話アプリ」で着信し、通話料金(30秒あたり22円(税込)が発生します。
着信転送を利用して通話料がかかる場合
- 着信者がiOS 版Rakuten Linkをご利用で、発信者がRakuten Linkを利用していない場合
※転送する場合もOS標準アプリと同額の通話料が発生します。 - 「圏外転送」をした場合
Rakuten Linkの仕様上、ご利用の通信環境が不安定な場合は、Rakuten Linkアプリではなく、OS標準の電話アプリで着信します。
この場合、Rakuten Linkアプリで転送設定をしている場合でも、OS標準アプリでの転送と同額の通話料が発生します。
電話をかけた人に通話料がかかることは一般的ですが、転送電話の場合は電話を受け取った側にも通話料がかかるので、特にビジネス等で転送を利用する方は注意しましょう。
iPhoneでSMSを使う場合
Rakuten Link Android版ではSMSを無料で使うことができますが、
Rakuten Link iOS版ではSMSに対応していないため、iOS標準対応のメッセージアプリでの送受信となり有料になります。
iPhoneの方は気をつけましょう。
楽天モバイルの通話料金が請求された場合の確認方法
楽天モバイルのマイページでは
- ・通信量
- ・通話料
- ・SMS
と、項目ごとに利用状況が確認出来ます。
楽天モバイルのマイページにログインし、利用履歴を確認することで、通話料金が請求された内容を確認できます。
それでも不明な点がある場合は、楽天モバイルのカスタマーサポートへお問い合わせください。
楽天リンクの使い方
楽天リンクは、アプリのダウンロードと簡単な設定を行うだけで利用できます。
アプリダウンロード
まず楽天リンクアプリのダウンロードをします。
App StoreまたはGoogle Playから「Rakuten Linkアプリ」をダウンロードしてください。
電話のかけ方
- 「Rakuten Link」アプリを立ち上げる
- 「通話」をタップ
- キーパッドボタンをタップ
- 電話番号を入力
- 発信ボタンをタップ
androidの方は「Rakuten Link サポーター」を使いましょう。
端末がAndroidの場合、「Rakuten Link サポーター」(Android専用)というアプリをインストールしましょう。
通常の電話アプリで電話をかけようとした時に自動で「楽天リンク」に切り替えてくれます。
iPhoneの場合、そういった設定機能がないので、面倒ですが、検索をして調べた番号を覚えるか、コピペして「楽天リンク」で電話をかけるようにしましょう。
15分かけ放題オプションなら通話料が節約できる
さらに、楽天モバイルには「15分(標準)通話かけ放題」というオプションが用意されています。
オプション料金(月額) | 1,100円(税込) |
特徴 | 最初の15分間無料 15分を超えたら22円/30秒 SMSは100通/日まで無料 |
「15分かけ放題」は楽天リンクではなく、通常の通話アプリが15分かけ放題になるオプションです。
これなら、通話品質も高いまま、15分かけ放題ですし、無料通話にするために、Web上の電話番号をわざわざ楽天リンクにコピペする必要もありません。
頻繁に電話を使う方や仕事で使う方は「15分かけ放題」オプションを利用した方が快適でしょう。
今日の戯れ
Rakuten Linkからかけたつもりで、うっかり通常の電話からかけてしまうと、30秒22円(税込)の通話料がかかります。
楽天モバイルの通話料金は、Rakuten Linkの使い方やかけた相手によって大きく変わります。
Rakuten Linkを正しく使い、無料通話対象外の電話番号や海外への通話には注意する必要があります。
Rakuten Linkと通常の通話アプリをうまく使い分けて楽天モバイルをお得に使いましょう。
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